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そわそわと過ごす1日。 [日々。]

シマ子が旅立って2日。

まだ2日。
もう何日も経ってしまったような感覚。

本当に昨日は焦った。

自分の気持ちがなくなるという事を
多分初めて味わったと思う。

ただ、理性があったからなんだろうけど
それがよくない事だと思えたのは
ギリ良かった事なんだろう。

ホント失敗したなと思ったのが、
おほねになって帰って来てから
シマ子が簡易的に使っていたトイレを
早速片づけてしまった事。

他のものも結構サクサク片づけて
しまっていた。

そしたら何もなくなったように思えて
今までの事がなかったかのような
よくわからない気持ちになって
しまったように思う。

シマ子が居なかったなんて。
かわいい子との日々がなかったなんて
考えるだけで恐ろしいのに…

というか、今居ない時間が恐ろしい。

今までなら何よりも先に写真を飾るのに
PCが変わったのもあったりして
それができないというか、やれないで
いたから、これも良くなかったんだろう。

今日はとりあえずリビングと自室の分を
現像して飾っている。

あと汚れて洗濯されていたシマ子の
ベッドをあえてまた私のベッドに置いた。

そしたら少し気持ちが落ち着いたような
気がする。

なんとなくそのベッドに眠ってる姿が
見えるような気がするから。

昨晩は眠れる気がしなかったので
ほっしゃんに部屋に来て貰ったけど
結局いつも起きてたような時間に
目を覚ますし、ほっしゃんも落ち着けず
ベッドから下りたり、鳴いたりしてた。

まぁ、ほっしゃんは朝方の遠吠えが
スゴイから部屋に入れたのもあるけど。
一応検診ではT4も異常はなかった。

昨晩は母親の頭の上を歩いていた
そうで。

まだ体がある時、母親が眠れないと
部屋に来た時話していたら
いつもスリスリしてた場所で音が
鳴ったりして、いるんだなと。

昨日もリビングにいたら洗面所で
音がして、またそこにいるのか、と
話したりしていた。

私も今日は夕方に眠くなって
少しだけ仮眠したけど、
母親も寝不足が続いたからか
20時頃から眠ってしまった。

私は看病に疲れたとは言っても
最後の1週間はごはんもままならず
点滴もできなかったりで、結構眠って
いた気がするのだけど。

最後の晩も眠くて眠くてどうしようも
なかったし。
シマ子が動いた音とかで起きて
寝返りを助けたり、吐いたのを片したり。

昨日の夜はなくなったように思えた
色々な事も、今日はちゃんとあって
涙もどうしようもないほど流れた。

まぁそれはそれで困るけど。
内外関係ないし。

ただ、今回は母親の悲しみも深くて
なんとなく辛さを分かち合えてる気がして
良かった気もする。

シマ子ほど、本当に手をかけてきた子は
今まで居ないので。
母親もたくさん協力してくれたから
その分寂しさも一入なんだと思う。

ごはんやお水の時抱っこしてたのは
いつも母親だったから。

やっと写真も飾る事ができたし
あとはいい写真立てを改めて買うだけ。

あんなに仲悪かったのに
ほっしゃんもずいぶん寂しがってる様に思う。

シマやトラは私たちが悲しむことを
悲しんでると思うけど。

色んな事を思い出し、反芻してしまい
後悔も膨らんだり、納得したりを
繰り返してる。

最後抱きかかえなかったら、また少しは
楽になれたのかな、とか。

母親や友達は、私の腕のなかにいて
しんどくてもきっと安心してたはずと
言ってくれる。

だったらいいけど、なんともね。
シマ子に聞かなきゃわからないし。

それでも、夜もしんどくて体を寄せて
きていたから、少しは安心していて
くれたのだろうか。
だったらいいな。

シマ子はあからさまに甘える子では
なかったから、そっと寄り添うくらいの
子だったから、難しい事も多かったけど
それでも側にいた事良く思って
くれてたのかな。

昨日も今日もリビングに居て
トラに膝枕してあげていても
なんとなくそわそわしてしまう。

外出していても早く帰らないとと
思ってしまう。

ずっと、完全にベッタリな生活で
ほぼ寝たきりから始まったし、
おしっこ大丈夫かな、
お水飲みたいかな、
気持ち悪くないかな、
ベッドから落ちてないかな、
寂しくないかな、
とか、思うと離れなられなくて
30分と部屋を空けてなかった。

もちろんそうはいかない時もあったけど。
ほとんど家にいる時は顔を見て
撫でて、声をかけていた日々だった。

もう居ないという事は十分わかってるし
少しずつ慣れていくのだろうけど
まだ夜はそわそわしてしまいそう。

シマ子は優しくて、
ビッチリごはんや点滴をしていたら
もっと手持ち無沙汰になってたと思うけど
最後は色んな事を拒否してしまって
シマ子が居ながら、やる事ないなぁと
言いつつ側にいる時間だったから
今はきっとそこまでじゃないのだろうと思う。

ちゃんと準備して旅立ってくれたのだと思う。

おねぇよりも、シマ子がおねぇだったのかね
本当は。

元の生活に戻るんじゃない。

シマ子の居ない生活が始まった。

まだまだ慣れないし、涙は止まらないけど
シマ子が旅立った日に健康診断の結果で
シマの腎不全が発覚したりしてしまって
あまり悠長にはしてられない。

それでも、きっとシマ子が息子たちを
見守ってくれてると思うし、
私の事もきっと応援してくれると思うから
ぼちぼちやっていこうと思う。

ただまぁ、しばらくはのんびりする。

明日は父親の検診だからこちらも
何もない事を願う。

シマ子と時を同じくしてガンが見つかる
なんて夢にも思ってなかったからね。
シマ子もお父さん大好きだから
悲しかったに違いない。
きっと応援の為にも一緒に居て
くれたのだろうと思う。

1ミリも前向きにはなれないけれど
少しずつ顔をあげれるように
なれたらいい。
無理はしないよ。

シマ子、今はどこで眠ってるの?

この部屋?
お父さんたちと一緒?

どこでもいいからゆっくりしてってね。

寂しくない?

大丈夫?

毎日ちゃんとごはんも入れるからね。
ちゃんと食べてね。

そしてたまには夢に出てきてね。

シマ子、うちに来てくれて本当に
ありがとうね。

3ヶ月いっぱい頑張ってくれて
ありがとうね。

いつまでも一緒にいるからね。
寂しくないからね。
忘れないからね。
みんなで想っているからね。
安心していてね。

あいしてるよ、シマ子。

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